コメ不足にも関わらず輸出を推進する農水省

コメ不足にも関わらず輸出を推進する農水省

今回はわかりやすく簡潔にデータを用いてご説明します。

コメの品薄・価格高騰によって備蓄米が放出されましたが、
国内でコメ不足になっているにも関わらず、
2025年も輸出に力を注ぐようです。

農水省のデータで最重要な部分だけを抜粋しましたので
ぜひご覧ください。


コメ2024輸出抜粋1.jpg

上記の表では、農作物の大部分が
前年比プラスに転じていることがわかります。
コメに関しては+27.8%になっていることに注目。


コメ2024輸出抜粋2.jpg

上記は農水省の方針がわかる文書
「米をめぐる状況について」(令和6年11月)です。
一番上に
「政府の輸出目標(2025年までに2兆円、2030年までに5兆円)達成」
とあります。

では、米の作付状況はどうなのかというと、こちらをご覧ください。

作付面積2024.jpg

どんどん減っていっています。
なのに、2030年までに今の倍以上の輸出を目指すと言っているのです。
作付面積が減っていくのに輸出量が増えるわけですから、
当然、国内流通量はとんでもなく減るということを意味します。

この報告書には、
国内で農作物が不足していた場合には
輸出を削減することは書かれていません

つまり、
国内の問題は考慮せず、輸出に全力を尽くす
という意味です。

以上のことから、今後のコメ価格は下がらないと予測できます。

輸出以外の面からコメ問題を見る方などさまざまおられますが、
皆さんの共通認識は「コメの値段は下がらない」。
そして「減反政策をやめる」ということです。

減反政策をやめるためには、
利権構造を壊すことも含まれていますので、
そこに関与している自民党を倒さなくてはなりません。

ぜひこれをご覧いただき、
周りの方へ拡散していただければ幸いです。

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