『除蝗録』からコメの重要性を真剣に考える

『除蝗録』からコメの重要性を真剣に考える

衝撃的な話を聞きました。
居ても立っても居られず、まずはここに記して
ひとりでも多くの人に事実を知ってもらおうと思います。

「国産米が危ない」

最近テレビのニュースでも取り上げられていました
コメの価格高騰・品薄問題ですが、
その原因は昨年のコメの出来があまり良くなかったこと、
そしてコロナ明けでインバウンドも含めた
人流が戻ったことによるコメ不足のため、とのことでした。

しかし昨年のコメの収穫時に
これほどまでにコメ不足になるような凶作だったとは
言っていませんでしたよね。

今日、我が家の玄米がそろそろなくなりそうなので、
以前から気になっていた米穀店に行ってみると
「完売」の文字が溢れかえっています。

お店の方にいろいろ徹底的にお話を伺いました。
その真相は次のようなものでした。

コメの品薄・価格高騰の原因は
アメリカ米「カルローズ」を積極的に売りまくる戦略が
開始されたためというのです。

このアメリカ米は低価格ですが、
遺伝子組み換えがされている危険な代物なのです。
おそらく農薬もたっぷり使われていると考えてよさそうです。

コメの入手が困難というニュースを知った人たちによって、
すでに新米が収穫されるまでの間の分が確保されており、
さらに本当は国産米が不足しているわけではないのに
首都圏のどこかに大量保管されていて
流通市場には解放されないことが背景にあって、
現在の価格高騰・品不足の事態に陥っているのです。

ここでコメについて書かれた古文書『除蝗録』の
一節をご紹介しますとこうあります。

「人々の不安といったものの中では、親を看取り、
妻・兄弟と死に別れる以上につらいものはないでしょう。
けれども私にとってこの世で一番の心配事といったら、
イナゴが発生することなのです」

著者の大蔵永常という人は
農業に従事していたわけではなく、放浪の農業作家でした。
知識を元に農業指導をして全国を回り、
本の著作収入で生計を立てていたという人物です。

農業従事者でなくても、親の死に目よりもコメが大事。
イナゴにコメが食われて全滅してしまったら、
どうやって私たちは生きていけばいいのか。
それを十分に知り尽くした
農業愛に溢れた人だということが伝わってきますね。

イナゴの大量発生によって凶作となった場合、
人々は食べるものを失います。
それは餓死するかもしれないという危険に
直面することでもあるのです。

日本においてコメがなくなればどうなるか、
昔の日本人なら皆それは十分にわかっていました。
そうした危機感を感じさせる古文書がこの『除蝗録』です。

では、今の日本に目を向けるとどうでしょうか?
コメがなくなる日を想像できたでしょうか?
将来、高齢化によって農家が減少すると聞いていても、
未来のことはわからないといって、
真剣に向き合う人はほとんどいなかったと思います。

でも、それが本当にやってきています。

前述の米穀店では、さらに恐ろしい話をされています。

「アメリカ米は大きくて見た目にすぐわかる。
だから今後は国産米と同じサイズにカットできる精米機を使い、
国産米に混ぜてブランド米として売られるだろう」

つまり、コシヒカリという名であっても、
実はこっそりアメリカ米が混ざっているというのです。
そのため、今までのような純国産米を手に入れるのは
難しくなるだろうと。

そうしたカラクリをスーパーなら知っているのは上層部だけなので、
店員は知りませんから、質問してもたぶん答えは返ってきません。

この話は大問題なのですが
テレビ・新聞ではそんなことは一言も言いません。
なぜなら、日本政府はアメリカの言うがまま、
反論は何一つしないからです。
メディアと政府は一体ですから、
こうした不都合な真実は隠し通されます。

まだ情報が新しいうちに自分もできることとして、
このようにブログ等で拡散しています。
もし何も知らないまま国産米が手に入らず、
危険極まりないアメリカ米を選ぶしか方法がなくなってしまったら・・。

コメは毎日食べるものですから、安全でなくてはならないのです。
ぜひこうした真実を知っていただき、
みなさまこれから対処できるようにしていただきたいと思います。

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