正しい歴史を学ばなくてはいけない本当の理由
日本人は正しい歴史を学ばなければいけないとよく耳にしますね。
影響力のある方などは、
最近特にみな口を揃えてそう言うようになりました。
では、私たちは本当に正しい歴史を学んでいないのでしょうか?
答えはYESです。
日本の歴史の大きな流れは学んでいるものの、
絶対に必要な箇所が抜け落ちているのです。
それが
・日本の国の成り立ち
・明治以降から現代までの世界との詳細な関わり
です。
ざっくり言って頭としっぽが欠落しているような状態です。
これは意図的にそうさせられているのですね。
お察しのとおりGHQによる教育統制ですが、
この部分は日本人に知られたくないところであり、
アメリカには不都合なことという意味になります。
では、何が不都合なのでしょうか。
アメリカにとって敗戦国日本は
自分の意のままにしたい存在、飼い犬ポチです。
今の状態ですね。
つまり、戦後の歴史教育で絶対に必要な部分を
教えない成果が出たということになります。
日本にとってみればこれは最悪のことであることは
誰の目にも明らかです。
そうすると、日本が良い方に変わるためには、
この教えられていない部分を学ぶことが
「絶対に必要」だということです。
【日本の国の成り立ち】を学ぶということは、
日本は天皇を中心とした国づくりの上に成り立った国家である
ということを、しっかり理解することに他なりません。
アメリカにとっては、
日本が天皇信仰によって一つにまとまり、
その結束を脅威としていましたから、
これをぶっ壊したくて仕方ないわけですね。
だからアメリカにとって不都合な
日本が天皇を中心とした国造りがどう始まったか
に関する部分を徹底的に排除したのです。
それが天皇のルーツが書かれた古事記になります。
逆にいうならこの古事記は日本人の必須教養であり、
それを知らないために、現在の皇室に対しての
不敬な思想が生まれたことへ繋がっていると言えるでしょう。
また、
【明治以降から現代までの世界との詳細な関わり】は、
主に戦争に関する歴史ということにありますが、
明治維新以降日本はどのように歩み、
どう世界と渡り合ってきたか
その正しい歴史を学ぶことになります。
今教えられているのは一言でいうなら
第二次世界大戦に負けた日本は悪い国という
自虐史観だと思います。
しかしそれこそがアメリカの思惑であり、
日本が行ったこと・他国が行ったこと、
それによってどんなことがもたらされたのか、
良い悪いではないそのままの出来事が教えられていません。
日本は悪い国などではなく、
アジア・アフリカの脱植民地化に大いなる功績があった
ことはまったく教えられていませんし、
欧米の条約不履行や非道な行いなども
当然ながら教科書には書かれていません。
中国や韓国が嘘の歴史をでっち上げて
日本が悪いと言い張るのも、
日本の領土を横取りしようとするのも、
日本人が正しい歴史が教えられていないことによる
負の部分を利用しているのです。
つまり、
日本の歴史の創成期と直近の近現代を知ることで
日本はほかのどの国とも違うものを持ち、
誇りに思うべき国であるということが
はっきり理解できるはずなのです。
しかし、学校教育においてこうしたことを学ぶ機会が
今後得られるように変わるのは望めないのが現状です。
できることとしては
現実のこの社会に疑問を持たれた方が自発的に学ぶ意欲を持ち、
それを他者へ伝える行動を起さない以外に方法はありません。
正しい歴史を知らないことが日本に対する侮蔑に繋がり、
誇りを無くした人が増えた結果が、
政治をはじめとしたあらゆることに
無関心な人を大量に生み出すことへと繋がってしまいました。
そうして出来上がった無思想な人たち、
誤った自虐史観による日本への愛着のなさが、
日本人をないがしろにして他国を優先する
政治家となってしまったのです。
ですから、理想の社会に再び作り変えていくためには、
日本という国は天皇を中心として
出来た国であることをしっかりと理解して、
日本が好きで日本を守りたいという心を
絶対に持たなくてはなりません。
古文書には日本人として当たり前に持ち合わせていた、
日本という国に対する見方・思いが素直に綴られていますので、
偏りなくそれらを学ぶことができると思います。
また、過去のブログにもおススメ図書を推薦していますので、
もしよければそれらも合わせてご覧ください。