これから日本人にとって一番必要になるもの
昨年から、メディアで報道されない真実や政治・社会の闇などを、
表舞台に登場しない専門家たちが地道に公開している
有料の情報に少しずつ触れるようになり、
すっかり自分のライフワークとして定着しました。
そうした方たちの言葉の端々に滲むのは、共通して
「日本を守らなくてはならない」という思いです。
また、最近このブログでも取り上げている古文書講座中級用
テキストの往来物(江戸後期~明治初期の寺子屋の教科書)ですが、
これらには
「日本という国は素晴らしい国なのだ」
という趣旨の文言が多数書かれています。
一言でいうなら「愛国心」が普通に養われていた、ということです。
冒頭の「日本を守らなくてはならない」という思いも
愛国心からくるものですよね。
では、日本人の中で
「自分には愛国心があります!」と自信を持って言える人は
どのくらいいるでしょうか。
日本が好き、治安もいいし、平和だし・・・
そう思っていても、
愛国心があるということとは違います。
愛国心とは、考え方・生き方、道徳観・倫理観など、
独自に発展していったその国にしかないその国ならではのものを、
なによりも誇りに思うということです。
実際のところ、日本人の精神性の高さが世界一だということに
気づいている人が、いったいどのくらいいるのでしょうか。
そうしたもの、つまり愛国心は
戦後のGHQによって排除され、
日本の良いところを見失うようにコントロールされてしまいました。
日本は戦争で負けたのですから、これは仕方のないことです。
日本という国が植民地やどこかの属国になってしまうことも
あり得たのですから、国が残ったのは幸運だったのです。
ですから、
今の日本人が外へ外へと目が向き、
内をないがしろにしてしまっているのも、
日本の良さをきちんと認識できていないのも、
避けられないことだったのでしょう。
でも、そうしたことをすべて含んだ上で、
今そしてこれからの日本人にとって一番必要なことは
失われた「愛国心」を取り戻すことではないか、
最近ようやくその思いにたどり着きました。
愛国心をひとり一人再びしっかりと心に置き直し、
本気で日本の今後を考える時が来た。
そう思えてなりません。
ですから、自分も古文書を通して
「愛国心」を拡散していこうと強く思った次第なのです。