天皇御一家と聖武天皇親子に思う
天皇御一家を見ていて、ある日ふと思いつきました。
奈良時代の聖武天皇御一家(という言い方はそぐわないかも・・)によく似ているように感じるのです。
聖武天皇といえば、東大寺そして奈良の大仏の造営を行った天皇です。
そして、光明皇后は藤原不比等の娘で兄弟に藤原4兄弟がいますが、大変慈悲深い人だったようで、施薬院という療養施設で多くの貧しい人人々の看護・お世話をしたという逸話が残っています。
さらに、この二人の娘である孝謙天皇(重祚して称徳天皇)は、生涯独身の女帝です。
権力ドロドロの古代史の中にありながら、何かこの一家は浮世離れしているというか、同い年の仲の良い夫婦にその一人娘という、逆に現代風の家族関係がそこにあるような姿に見られるのです。
特に雅子さまと光明皇后(光明子)はピッタリイメージが合致するのですよ。
今の雅子さま、菩薩のようじゃないですか?
いやー、すごいと思いますね。
並の人生送っていれば、まず、菩薩の風貌は醸し出せないですから、本当に大変なご苦労があったのは想像できますよね。
そして、愛子さま。
女性天皇に・・・と強く願っていますが、反対勢力が巨大ですから相当難しいですよね・・・。
女性天皇の役割は、日本を守る上でスピリチュアル的・神道的に計り知れない意味があると思っていますので、今後の日本がどう向かっていくのか、巨大な災害などに見舞われたりすれば、女性天皇の実現はいよいよあり得るのではないかと思います。
なにより、歴史は繰り返します。
古代の女性天皇の存在意義が、正しく議論されることを願いつつ、現在の天皇御一家が今後どのようなお姿を見せてくださるか、大いなる期待を込めて見守りたいと思います。