古文書講座「中級コース」の古文書『瓜生氏日本国尽2東海道編』ご紹介
今回は「中級コース」のテキスト、
『瓜生氏日本国尽』から、東海道編をご紹介します。
全8巻中の2巻目になります。
日本国内のさまざまなお国を紹介するこのシリーズ、
この東海道編は現在の北関東から東海地方までの15の国が含まれ、
このように非常に広範囲に及びます。
東海道宿の存在するところかと思いきや、
北は茨城や千葉、そして南は伊勢・志摩・伊賀も含まれていたりと
はみ出す部分もあったりしますが、
おおむね東海道に添った地域のため、
日本の中心部がほぼ網羅されている格好です。
この『瓜生氏日本国尽』シリーズは
さほど難解な言葉が出てこない印象でしたが、
ここにきてこの東海道編は高度な単語やくずし字の複雑なものが多く、
チャレンジングなものとなっていますので、
密かにほかの巻にも読み応えのあるものがあるのかもしれません。
乞うご期待です。
こちらは全21回分になります。