古文書くらぶとは
「むかしの日本を知る そして 原点回帰へ」をスローガンに、
古文書を通して日本の良さを見直し、ひとりひとりが日本を思う心を取り戻していくこと、
日本独自の字や言葉の奥深さに目覚め、そうした文字文化を次世代に残していくこと、
そのような新たな循環を作り出したいと考え、字の専門家が立ち上げた古文書の会です。
今、グローバル化が進み、日本が急速に失われていく激動の時代を迎えています。
そのためには、日本人が日本のことを誇りに思えないような考え方にはお別れし、
日本を何よりも大切に思い、唯一無二の独自の文化に目覚めることが
絶対的に不可欠となってきます。
そしてそれらを次の世代に残していかなくてはなりません。
しかし気負わずとも、豊かな日本文化に触れる機会を得るだけで
日本を大事にする心は自然と育まれていきます。
そのひとつが、ひそかなブームになろうとしている「古文書」です。
生活で役に立つ庶民の知恵や、昔のふつうの人々の考え方を知ることで、
自分の生活がシンプルになったり、健康でいることの秘訣がわかったりします。
また、日本の言葉や文字の素晴らしさは古文書でしか味わえません。
読書や歴史の苦手な方でも楽しめるものをと
厳選した粒よりのテキストばかりを揃えているので、
難しくて読めずにイライラすることもなく、
ずっと癒されるのがとても不思議な魅力。
古文書伝道師として、埋もれた日本の宝を多くの方と共有したいのです。
事務所名 | 古文書くらぶ |
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事務所所在地 | 北海道札幌市 |
代表者 | 垣野 恵利(kakino eri) 古文書講師・古文書翻訳家 ※生涯学習古文書2級インストラクターおよび書道師範所有 |
業務内容 |
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【翻訳例】(『容顔美艶考』より)
顔見世や踊りに行くときのお化粧
芝居の顔見世や踊りなどには大勢の人が訪れますので、火に照らされて見られます。
首筋にはひときわ厚めに力いっぱい白く塗り、口紅も濃いめがよいでしょう。
けれども、前にも申しました通り、黄金色になれば見苦しいですし、特に夜が明けてからはさらにみっともなく見えます。
もしそうなった場合は、ほっかむりか頭巾をかぶってお帰りになるのがよいでしょう。